2009年11月8日日曜日

(仮題)中央社会医療保険協議会をめぐる問題

中医協については医療崩壊、民主党政権に交代してからの人事等が話題になっているので、ちょっと整理してみようと思い立った。

まずはこの団体の目的:

ウィキペディア:
健康保険制度や診療報酬の改定などについて審議する厚生労働相の諮問機関。通例、中医協と略称される。厚労省は中医協の答申に基づき、2年ごとの診療報酬の改定を実施している。
以下、一般に言われる問題。正しいのかどうかは未だ私には分からない。

(問題1)日本医師会とその影響を受けた中医協は開業医の利益を重視し、勤務医と患者の便益拡大には及び腰
  • 日本医師会の意を反映し中医協は開業医優位の診療報酬を諮問して、勤務医を省みなかった。
  • レセプト(診療報酬明細書)電子請求の義務化に抵抗。
  • 混合診療に反対。
(問題2)日本医師会は政権党の支持基盤
  • 日本医師会は自民党の有力な支持基盤だったが、民主党政権に交代後、執行部の退任を要求されている。その方法が民主的でないとして現執行部から反発を受けている。

(周辺)
  • 民主党寄りの茨城県医師会長が来春の日本医師会長選挙に立候補する見込み。この結果当選するとなると、日本医師会は政権党の操り道具、的な位置づけになりかねない。(参考:日経社説
(日医の影響を受けた長妻さんの判断)
  • 混合診療の原則禁止を追認した東京高裁判決が妥当だと表明。
  • レセプト(診療報酬明細書)電子請求の義務化に例外を認める。

このエントリーは今後修正します。

0 件のコメント:

コメントを投稿