2009年11月3日火曜日

東京証券取引所でシステム障害

少々時間が経ってからの投稿になるが、ファーストリテイリング(ユニクロを展開)の株取引でシステム障害が発生した模様。
原因等に触れた続報は今のところ無い。
2009年11月2日原因報告あり。

トラブルの内容は、ファーストリテイリングの終値が付かなかったため、TOPIX、日経平均株価の算出が遅れたというもの。
影響は以下の通り
  • TOPIX:30分弱の遅れ
  • 日経平均株価:40分強の遅れ
現段階での原因等は以下の通り。障害を起こしたシステムは既に10年間稼働している富士通製とのこと。
ファーストリテイリング<9983.T>株式について、引け値で売買を成立させる「条件付注文」を処理する段階でシステムに障害が発生した。 30日午後2時59分59秒までの立会い時間中は通常通り取引され、障害が起きたのは、その後の条件付売買をするための板寄せの処理の段階だった。 
障害を起こしたシステムは富士通<6702.T>製で「10年稼動しているシステムで最近作ったものではない」(東証)

原因:(朝日新聞記事より)

  • 売買注文を処理するプログラムの設定ミス
  • 15時の取引終了時、証券会社からのファーストリテイリング株の売買注文を処理している最中に、注文の訂正が入ったが正しい注文量を数え直すプログラムが正常に機能しなかった


参考記事:
  • News Week Japan 「日経平均などの大引け算出遅延、ファーストリテの終値確定遅れで」(記事へのリンク
  • News Week Japan 「東証、システム障害の原因調査中=週明けは通常通り取引へ」(記事へのリンク

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