2009年10月30日金曜日

EUの独禁当局、ノーザン・ロックの二分割案を承認

これも各国の銀行救済策の一つ。
今回は、英国政府が提示した英銀ノーザン・ロックをグッド・バンク(Good Bank)とバッド・バンク(Bad Bank)に分割して救済するという案を欧州連合(EU)の独禁当局(※)が承認したというもの。ノーザンロックは、2008年初めにに破綻し国有化され ていた。
欧州連合の独禁当局とは、欧州委員会の競争政策担当を務める委員達を指す模様。
News Week Japan誌の記事:
欧州委員会の競争政策担当であるニーリー・クルス委員は声明で「ノーザン・ロックが破たんした場合、英住宅ローン市場およ び英経済の全体的な金融安定に甚 大な悪影響を及ぼしていただろう」と説明。「同行を2分割し、市場でのプレゼンスを縮小することを含めた重要な構造改革は、同行の長期的な存続を可能にす るとともに、競争のゆがみを抑制する」と述べた。
この声明から銀行分割案は以下の目的を持つ事が分かる。
  1. 負債を切り出して銀行経営を安定化
  2. 分割により銀行の規模を縮小する(→ペナルティ?、影響の削減?)
欧州委員会は今後更に以下をはじめとする金融機関について対処方針を決定する。
  • ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
  • ロイズ・バンキング・グループ
  • フランス・ベルギー系のデクシア
  • ベルギーのKBCグループ

2009年10月22日木曜日

南田洋子さん死去

最近10年くらいだろうか、お見かけしなかったのだが、認知症に罹患されていたとは。凛とした気の強い女性という印象の女優さんだった。
夫の長門裕之さんの「人生の半分を持っていかれた」という言葉が胸に残る。

女優。本名、加藤洋子。
死因はくも膜下出血。享年76歳。葬儀・告別式は2009年10月30日、東京都港区芝公園の増上寺。

MSN産経記事より

長門さんが南田さんの認知症の症状に気付いたのは6年ほど前。15年撮影の映画「理由」(大林宣彦監督、16年公開)に出演していた南田さんは台本のセリフが覚えられなった。認知症の症状だ。症状は治らず、南田さんは18年に引退を決意。長門さんの介護が始まった。