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2010年6月20日日曜日

池上彰の学べるニュース

常々、テレビはニュースを伝えるには伝えられる情報量が少ない、と感じてきた。

実際、
  • ニュースに割り当てられる時間は各局ともせいぜい朝、昼、夜、深夜にそれぞれ2時間程度、合計で8時間程度である。しかしどの時間帯でもほぼ同じ内容を放映している。
  • テレビ局は多数あるが、どの局も同じ内容を放映する。
...ということを考慮すると、1ニュース当たり5分程度として、最大でも120分÷5=24本程度しか伝えることができない。しかも、それぞれは断片的で、過去のニュースと関連付けて放映されることは少ない。

まとまった時間で体系的にニュースを伝える番組はあるにはあった。しかし、クローズアップ現代などをみてもそうだが、その時点で話題になっているテーマを一つだけ、といった風情。
テレビでは構造的に体系的に学ぶ番組は放映できないのかと諦めていたのだが、「池上彰の学べるニュース」はそれを実現した。
池上さんのNHKで培ったキャラクターにもよるのだろうが、感情的な意見や特定の意見に偏らないように配慮されており、抵抗感を持たずに見ることができる点が一番の良いところだろうと思う。
(もしかすると、池上さんの意見と私の意見が重なることが多いだけで、偏っていない訳では無いのかもしれないけれども。)

2009年12月1日火曜日

マスコミに対する不信感の広がり

2009年11月27日、「鳩山首相が本会議中に扇子にサインしていた」というニュースがテレビ朝日で報じられたが、その番組内でコメンテーターの作家吉永みち子氏が以下のように発言したとのことあ。
「今までも、国会はいろんな角度から撮られているこがわかってる。こういうことをしたら映るかもしれないという、そういう予測がつかないもんかなと。手先のことしか考えなくなっちゃうのかと思うと、やはりね。ささいなことなんだけども、こういう姿勢がね、この大変なときにね、一生懸命、我々も支持率を下げないでね、辛抱して支えてるのに、何なんだよと。そういうことになってしまうんで。ささいなことのようだけど、重なるとボディーブローのように効いてくる。」(ニコビデオYoutube

好意的に解釈すると、「吉永みち子氏は、民主党を支持する事で政策実行を支援している」というだけのこと。
意地悪く解釈すると、「テレビ朝日は、民主党の支持率が高くなるよう調査を工夫(又は改竄)し、民主党所属の政治家を支援している」となる。

個人的には、自分の周囲の温度と比べると、テレビで報道される支持率は高すぎるように感じるので、意地悪い解釈も理解できないではない。でも、ちょっと飛躍しているように思うが・・・。
とはいえ、画一的な報道しかしないマスコミに少々苛立ちを覚える事がある。そんな空気が反映されてのことなのかもしれない。

参考:
  • 2ch:ビジネスニュース(リンク