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2009年12月15日火曜日

習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (4)


共産党の志位書記長が参戦。
2009年12月15日、共産党の志位委員長が都内で記者団に語った。(読売新聞
  • 民主党の小沢幹事長が天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見を天皇の国事行為だと指摘したことについて、「憲法をよく読むと国事行為として厳格に定められている項目があり、外国の賓客との会見は入っていない。公的行為だ。小沢さんこそ憲法をよく読んでほしい」と批判。

  • 「政府がこの問題に関与したことで、政治的性格を与えてしまった」
関連記事:
  • 習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (1) (リンク
  • 習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (2) (リンク
  • 習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (3) (リンク

習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (3)

切込隊長さんがまとめている。
感覚としては同じものを私も感じている。つくづく小沢さんは与党には向いていないのだ、多分。
  • 切込隊長ブログ「小沢さんの天皇謁見強行未遂問題」(リンク
あれ、「未遂」?。そうだっけ?


過去記事:
  • 習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (1) (リンク
  • 習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題 (2) (リンク

2009年12月13日日曜日

習近平国家副主席の天皇陛下への特例会見問題


次に外国から依頼された際に「特に重要ではない」として断れるのだろうか。
軽重を判断するのが難しい分野については「決まりなのですいません」として機械的に処理する方が良いだろうに。
民主党のためには、次に、こういう事を頼んでくる国が無い事を祈る。

経緯:
  1. 2009年11月26日、宮内庁が外務省を通じて中国政府からの会見要請を受け取る。(羽毛田信吾宮内庁長官)。この時点で習副主席の来日まで20日を切っている。
  2. 天皇陛下と外国要人の会見は、1か月前までに申請を行うという政府のルールに従い、宮内庁は「ルールに照らして応じかねる」と回答。
  3. 中国側が納得せず、「習副主席訪日の成否がかかっている」として、なおも陛下との会見を要求。
  4. 平野官房長官が、電話で2度にわたり長官に特例扱いを要請。「総理の指示だ」として強引に説き伏せる。
    背景:
    • 中国側が、胡錦濤国家主席の後継者と目される習副主席の来日にあたり、民主党の小沢幹事長など複数の人脈を使って、日本政府に天皇との会見を強く働きかけたものと思われる。(読売新聞
    • 李克強同意の上で胡錦濤に頼まれたのだろう。
      小沢の朝貢は胡錦濤・李克強ラインの強化にしか見えない点が中国国内で問題となったのかもしれない。小沢一郎氏としては、ここで中国の政争に巻き込まれるのを避けるための判断としてゴリ押ししたか?。(参考:finalventの日記
    各方面の見解:
    • 鳩山由紀夫首相:「1か月ルールは知っていたが、杓子定規なことが国際的な親善の意味で正しいことなのか」「諸外国と日本との関係を好転させるためで、政治利用という言葉は当たらない」と述べる。政治利用に当たらないとの見解。
    • 天皇陛下(本事件以前の発言):「公務はある基準に基づき公平に行われることが大切」
    • 読売新聞:「天皇が時の政権に利用されたと疑念が持たれることは、厳に慎むべきなのだ。その基本を現政権はわかっていないのではないか。」(リンク
    • 朝日新聞:「鳩山政権にも民主党にも不慣れはあろうが、天皇の権能についての憲法の規定を軽んじてはいけない。この大原則は、政治主導だからといって、安易に扱われるべきではない。今回の件を、悪しき先例にしてはいけない。」(リンク
    • <産経新聞:「中国の要求の理不尽さは、言うに及ばないが、これを取り次いだ小沢氏や鳩山首相の対応も極めて問題である。」(リンク
    • 毎日新聞:「会見設定の背景には、日中関係を改善・発展させたいという中国側の強い意向があるとみられる。それを受け、米国とともにアジアとの関係を重視する鳩山内閣が会見実現に動いた事情も理解できる。」「一度のルール逸脱が今後、時の政権によって恣意的に拡大される余地を残してはならない。天皇の特例会見は内外の誤解を招かぬよう慎重になされるべきである。」(リンク

    2009年12月2日水曜日

    鳩山首相の政治資金問題(1)

    鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」を舞台に発覚した偽装献金問題について、東京地検特捜部が鳩山氏本人からの事情聴取を見送る方向であることが、毎日新聞の検察幹部への取材で判明したとの事。(毎日新聞

    実態:
    • 実母の提供資金30億円 (2004年~2008年)鳩山家の資産管理会社「六幸商会」から6億円/年ずつ引き出し
      • 鳩山氏に提供:9億円。このうち約1億円が友政懇の政治資金収支報告書に虚偽記載
      • 残りの21億円の使途は、公益法人への寄付など。(全貌は分からん)

    • 政治資金収支報告書の虚偽記載額:総額3億数千万円
      • 実母から提供:約1億円
      • 鳩山氏本人から提供:2億数千万円

    何故事情聴取を見送るのか:
    • 会計実務担当だった元公設第1秘書が任意の事情聴取に「自分の判断で政治資金収支報告書に虚偽記載した」と供述したため。
    • 政治運営へ影響が出ないように配慮したため?
      (この様な忖度をするので、「強気を助け弱きを挫く」と言われるのだと思うが)
     今後の見通し:
    • 東京地検特捜部は、鳩山氏側に詳しい事情をまとめた上申書の提出を求める
    • 政治資金規制法違反での起訴は見送りになりそう。
    • 政治資金の提供ではなく贈与とみなす。これにより贈与税がかかるが支払っていないため修正申告を行う。(罰則的な追徴課税はなし?)
    罰則運用:
    一般的な罰則運用であれば、どちらのケースでもだいぶ厳しい罰則となるはずだが、今の司法機関には荷が重い印象を受ける。
    • 政治資金規制法違反の場合:
      • 第一秘書>政治資金収支報告書の虚偽記載:5年以下の禁固または100万円以下の罰金
      • 鳩山首相>代表者の監督責任:会計責任者の選任及び監督について相当の注意を怠ると50万円以下の罰金(選任と監督の両方に違反がないと成立しない、らしい)
    • 脱税の場合:
      • 修正申告を行ったうえで、最大で贈与額の50%を課税

    鳩山語録:
    • 2009年11月4日、衆議院予算委員会で「会計責任者に対する監督、選任にそれなりの責めは感じている」と発言。
    • 実母からの資金提供は借入金であると発言。

    2009年11月27日金曜日

    鳩山首相の偽装献金疑惑

    備忘のためメモ。

    出資者の偽装:

    • 無断借名:献金者名簿の中に本人無断で氏名を掲載していた例があった。
    • 故人献金:献金者名簿の中に物故者が含まれていた。
    本当の出資者:
    • 母親:2004~2008年に数千万円の出資を行っていた疑い。(朝日新聞
      →個人献金は150万円まで。よって献金なら違法
      →融資であれば問題なし。しかし首相の答弁とは食い違う。
    本人の答弁:
    • すべて自分のお金

    2009年11月6日金曜日

    民主党の小林千代美議員が連座制適用で当選取り消しの可能性

    結果的には、あえて選挙違反を犯さずとも当選していたのではないかと思われるため、連座した場合には悔やまれることしきりだろう。

    小林千代美議員:
    • 小林千代美議員の選挙区は北海道5区。
    • 自民党の町村信孝氏に約3万票差をつけて当選。



    事件の進展:
    • 2009年5~8月にかけて、札幌市内の主婦ら20~60代の男女35人に対し、選挙区内の有権者に小林氏への投票を呼びかける電話をする報酬として時給数百円を支払う事を約束。
    • 男女は選挙後に1人数千~二十数万円を受け取る予定だったが、実際には報酬は支払われなかった。
    • 2009年11月6日、札幌地検が選対委員長代行を務めた連合北海道札幌地区連合の元会長、山本広和容疑者60歳公職選挙法違反(買収の約束)の罪で起訴する方針を固めた。
    • 山本容疑者に対し禁固以上の刑が確定した場合、札幌高検が小林氏の当選を無効にする行政訴訟を札幌高裁に起こす見通し。山本容疑者を小林千代美議員の連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたると判断した模様。



    連座制適用の場合のペナルティ:
    1. 当選が取り消し
    2. 同一選挙区から5年間立候補不可

    参考ページ: