2014年1月7日火曜日

Optimus LTE (L-01D) 文鎮からの復活

標題の通り、Sumsung Galaxy S-04Eを購入したため特に使用していなかったOptimus LTEをSIMフリー端末として蘇らせようとして、見事に文鎮化(うんともすんとも言わない、起動しない状態化)しました。 (T_T)

そこで、決死の文鎮回復隊を結成して回復措置にいそしんだわけです。
その記録を(またやるかもしれないので)ここに記録しておきます。




■■第一章:文鎮からの復旧

【1−1】LG-10Dをダウンロードモードにする。

一般的な手順
  1. 電源を切る
  2. バッテリーを外す。
  3. 再びバッテリーを装着する。
  4. ボリュームの上ボタンを押しながら、マイクロUSBケーブルを接続する。(こうすると電源ボタンを押さなくても起動する。電源ボタンは押さないようにした方がうまくいく場合もある。)(★注意点1
  5. 下向き矢印の描かれた灰色の箱が表示され、ダウンロードモードになったことが分かる。

いやもう、この段階で壁に当たるとは思いませんでした。
この手順ではダウンロードモードに移行しない。(反応しないか、LGのロゴで止まる。)
何度か試行錯誤を行った結果、注意点2のとおりとなりました。※尚、私のLG Optimus LTEはどうやらバッテリかバッテリコントローラが劣化したらしく、充電率が1%以上にならない状態でした。とほほ、バッテリも買い直しか・・・。
従って、作業中はMicroUSB端子で充電を行わないと、LGロゴの表示までも至らないという状態。
  • 注意点1:Optimus LTEのダウンロードモードは、「ボリューム上ボタンと電源ボタンの同時押し」だった筈ですが、私の端末では何故か「ボリューム下ボタンと電源キーの同時押し」でした。
  • 注意点2:バッテリ枯渇状態下では、上述のボタン2つの同時押しでは駄目な模様。MicroUSB端子にPCに接続されたUSBケーブルを接続する必要があります。(トリガーが電源供給なのか、PC接続(データ通信?)なのかは不明です。) 
参考:

【1−2】ソフトウェア入れ替え準備

基本的な手順
  1. LG Optimus LTEと接続するのに必要なツール(Driver,ADB)を入手
  2. LG Optimus LTEに書き込むのに必要なツール(UpTestEx_mod2_marwinとSmallHTTPServer)を入手
  3. PCでHTTPサーバを起動しておく。(LGのサイトのフリをさせる)
  4. R&D TESTツールを用いてROMに書き込む
  5. 起動
詳細な手順は以下のとおり

(1)接続ツール入手
(2)書き込みツール入手
  • UpTestEX_mod2_marwin (リンク1) 
  • Small HTTP Server
(3)PCでHTTPサーバを起動しておく
  • Small HTTP Serverをインストール
  • Settings>HTTP Settingsでポート番号を9002に変更する
  • OSのhostsファイルに以下のエントリを追加する
    • 編集対処うファイル:C:\Windows\system32\drivers\etc\hosts
    • 追加する内容:127.0.0.1 csmg.lgmobile.com
  • ドキュメントルート(Small HTTP Serverの場合はwww)にWWW.ZIPの内容を置く。
(4)R&D TESTツール(UpTestEX_mod2_marwin.exe)でROMに書き込み
  • kdzファイルを読みこむ:
  • 画面右のTest欄にあるSelect kdz fileのフォルダアイコンをクリックし
  • SU-640用 v10f_00.kdzを読み込む
  • 実行する
  • 右下のCSE web upgrade testボタンを押下する
  • 新たなウィンドウが開くので、そこに表示されたUpgradeボタンを押下する
  • 4%のところでErrorが表示されるが、構わず放っておくと何度か再起動する。
  • →しない場合には、一旦電源を切って、ダウンロードモードにする。

(5)起動
  • 韓国語で表示されるので手探りで、USBデバッグをオンに。
  • 英語モードにすると再起動ループに陥る場合があるらしい。→私の環境ではならなかった。
  • 一応ここまでで、起動するようになったので、文鎮からの復旧は果たした。

■■第二章:ルート権の奪取

基本的な手順
  1.  DooMLoRDダウンロード
  2.  ファイルをSDCARDに書き込み
  3.  システム領域に焼き付け

(1)DooMLoRDダウンロード

■■第三章:元の(LG Nitro HDの)ファイルの書き込み

(1)ファイルをSDCARDに書き込み

以下のとおりadbコマンドでPCからLGのSDカードに書き込み。
adb push filename.img /sdcard/


(2)システム領域に焼き付け

以下のとおりddコマンドにより、SDカードからシステム領域に書き込み。
    adb shell
    su
    dd if=/sdcard/boot.img of=/dev/block/mmcblk0p8
    dd if=/sdcard/recovery.img of=/dev/block/mmcblk0p13
    dd if=/sdcard/firmware.img of=/dev/block/mmcblk0p1
    dd if=/sdcard/system.img of=/dev/block/mmcblk0p27
    dd if=/sdcard/baseband.img of=/dev/block/mmcblk0p14
取り敢えず、以上。
リンクなどは後ほど書き足します。

参考記事

2 件のコメント:

  1. おかげで治りました
    ありがとうございました

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    1. 今頃気が付きましたが、復旧できたのでしたら、良かったです。

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