2010年5月23日日曜日

鳩山首相の県民感情認識

finalventの日記(リンク)で触れられていた沖縄タイムスの記事(リンク)。
マスコミの世論の取り上げ方には針小棒大で画一的なところは確かにあるので、実際の世論を感じ取るのは非常に難しいのだとは思うけれども、歓迎されているという認識を本当に持っているとすれば、誰か諫言すべきだろうなぁ・・・。

 沖縄タイムス「県内反発 不信も増幅 鳩山首相きょう再来県」リンク
鳩山由紀夫首相は4日の初来県後、周囲に「自分はそんなに反対されたとは思わない」との感触を漏らしている。周辺によると「首相はむしろ歓迎されたと思っている」という。
4日は県庁前広場をはじめ、首相が立ち寄る各地で抗議行動が起きていた。しかし首相は「どこでも、同じ人が集まっている印象がある」と感じ、「車で走っているときは(沿道で)みんな手を振ってくれている。ほかの県を訪ねたときと比べてそれほど嫌われているとは思えない」と話しているという。
このエピソードを聞いた与党議員は「宇宙人にもほどがある。本当に石を投げないと分からないのか」と吐き捨てるように話した。
首相官邸には当初、4日を含めて5月中に3回、沖縄を訪れる算段もあった。政府関係者は「顔見せ―説明―合意という段取りが想定されていた」と明かすが、県民感情の実態を著しく見誤っていた印象はぬぐえない。
結局、23日の再来県を「5月中(の来県)は最後になろうかと思う」(首相の21日のぶら下がり会見)と位置づけたが、仲井真弘多知事、稲嶺進名護市長は態度を軟化させておらず、地元対策も場当たり的に臨んでいる印象が強い。(吉田央)

0 件のコメント:

コメントを投稿