2010年5月23日日曜日

TV視聴「病院は建てたけれど~地域医療・混乱と模索の現場から~」

首都圏でも他人事ではない事態になりつつあるので、興味深く見た。
自治体が病院単体の経営健全性を重視するのは、地域の経済(大半が土木産業中心)の延命を考えざるを得ないがために、難しいのだろうと見ていて感じた。それ故、事業体の主導者を自治体とするのはリスクが大きいものだと認識した。

にも拘らず、地方の病院は自治体なしには成り立たず、病院の規模や要否を経済合理性を第一に論じるのが政治的には難しいがために、開設はされるが持続できない病院が生まれる。

NHK教育テレビ ETV特集「病院は建てたけれど~地域医療・混乱と模索の現場から~」(Yahoo! テレビ)(NHK ETV特集
青森県十和田市では2008年に164億円をかけて新築した市立中央病院の経営が悪化。市の財政を圧迫している。市は経営検討改革委員会を立ち上げ、抜本的な経営再建に乗りだした。番組では、経営改革に乗りだした十和田市や新病院建設に揺れた東金市など各地を取材。「地域医療」をめぐる混乱と模索の現場を描く。

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