これにより日本航空とその子会社である日本航空インターナショナル、JALキャピタルの倒産が決定した。
事業会社としては(つまり生保・証券を除くと)戦後最大の負債額だとのこと。全体でも戦後4番目。
破綻額ランキング:日本
- リーマン・ブラザーズ証券:4兆6958億円(2008年10月)
- 協栄生命保険:4兆5297億円(2000年10月)
- 千代田生命保険:2兆9366億円(2000年10月)
- 日本航空:2兆3221億円(2010年1月)
- クラウン・リーシング:2兆1838億円(1997年4月)
- 日本リース:2兆1803億円(1998年9月)
- そごう百貨店:1兆8700億円(2000年7月)
- マイカル:1兆7428億円(2001年9月)
- 日栄ファイナンス:1兆円(1996年10月)
- 東京生命保険:9802億円(2001年3月)
- ライフ:9663億円(2000年5月)
- 米デルタ航空:3兆1200億円(2005年)
- 米ユナイテッド航空:2兆8000億円(2002年)
- 日本航空:2兆3221億円(2010年)
再建策:
- 新CEO:稲盛和夫氏(京セラ会長)
- 管財人:企業再生支援機構
- メインバンク:日本政策投資銀行
- 融資
- 6000億円の融資枠の設定(企業再生支援機構+日本政策投資銀行)
- 3000億円の出資(企業再生支援機構)
- 債権放棄:無担保債権の83%を一律カット:総額7300億円
- 3585億円の債権放棄(銀行32社)
- 2119億円の債権放棄(企業年金基金など)
- 1600億円の債権放棄(?)
- 株主責任:100%減資+上場廃止
- 整理:
- 人員整理:1万7500人の削減(グループ人員の1/3に相当)
- 子会社整理:110社→57社 (24社を売却、29社を統廃合)
- 国際線整理:93→79 (▲14路線)
- 国内線整理:131→119 (▲12路線)
- 拠点整理:海外27支店、国内4支店を閉鎖
- 機体整理:ボーイング747型全37機を廃止
- 2012年目標:
- 売上高1兆3585億円
- 営業利益1157億円
- 投資:1260億円(機材改修・情報システム )
参考情報:
0 件のコメント:
コメントを投稿