2010年1月16日土曜日

ハイチ地震(続報2)

現地では、交通手段が麻痺していることに加え、救助・支援の系統だった運用が行われていない模様で、海外からの援助物資を積載した航空機で空港が溢れそうになるほどなのに、空港から先には届けられていないとのこと。


被害の状況:
続報では死者が10万人を超えるのではと書いたが、国際赤十字による推定は50,000人弱。救助・支援が滞っている模様なので、被害の拡大を防ぐためには、この辺りを系統的に実施するための大規模な介入が必要かもしれない。
15日夕刻に生き埋めになった際の生存の限界といわれる72時間を経過した。

  • 既に7000人を埋葬(ロイター
  • 国際赤十字は死者45,000~50,000人と推定(TBS News-i)(ロイター
  • ハイチのビアンエメ内相は15日、ロイター通信に対し、既に約5万人の遺体を収容したと語った。死者数全体については10万~20万人との見方を示した。 (MSN産経
物資の状況:
  •  ポルトープランスの小学校「3日間ここにいるが、誰も食料や水を届けてくれない。支援が必要です。」(TBS News-i
  • 「食料の配給が始まったんですが、暴動寸前になりまして、今、トラックがドアを開けたまま逃げて行くところです」(TBS News-i
  • フェルナンデス大統領は、ハイチが現在最も必要としていることの1つは犠牲者を埋葬するための支援だと述べた。(ロイター
衛生状態:
  • 街中には大量のゴミや排泄物の悪臭が漂う。(TBS News-i

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