2009年11月3日火曜日

竹中平蔵氏、郵政民営化見直しを批判

竹中平蔵氏の論点

  1. 世界最大の預金取扱機関の郵便貯金に銀行法の適用が除外される点が日本に統一的な金融規制が存在しなくなるということ
  2. 中小企業に特別な配慮をするとしていることは事実上の財政投融資の復活
  3. 日本郵政を政治的な利益供与として活用し、納税者の長期的な負担を増やすことになる
  4. 過程も論拠も透明性がない中で、広範囲に影響が及ぶ決定が一週間でなされた
  5. 亀井静香郵政改革担当相について「小泉時代の反改革運動の広告塔だったと指摘
  6. 日本郵政新社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏を起用した人事は、官僚の天下りをやめるという民主党の選挙公約をないがしろにしている

経済財政、金融担当大臣に就任していた頃は、論理的・分かりやすい口舌を持ちながら、不良債権問題処理を積極的に進めていく姿が、「学者らしからぬ」(失礼)実務能力を備えた人だな、という一種敬服の念で見ていた。

その後、貧困格差の拡大が槍玉に挙げられ始めた頃から、「小泉竹中構造改革路線が諸悪の根源」的な批判を受けて今に到っている印象。
今のところ、「小泉竹中構造改革路線が諸悪の根源」とする理由が私には今一つ分からないので、彼を批判する気にはなれないのだが、そろそろ自分なりに整理をしていみたいと思う。

中国雲南省でM5.0の地震

2009年11月2日の未明なので、もう、一日以上経過しているが、一報を見ると大変大きな被害が出たように見える。

MSN産経より
新華社電によると、中国雲南省大理白族自治州で2日未明、マグニチュード(M)5・0の地震が発生、28人が軽傷を負った。
千戸以上が倒壊し、3万戸以上が損壊するなど、計約28万5千人が被災した。(共同)

【メモ】ロイヤルバンク オブ スコットランド(RBS)

メモを始めたばかり。
こちらに整理中。

  • Royal Bank of Scotland (RBS) (リンク

東京証券取引所でシステム障害

少々時間が経ってからの投稿になるが、ファーストリテイリング(ユニクロを展開)の株取引でシステム障害が発生した模様。
原因等に触れた続報は今のところ無い。
2009年11月2日原因報告あり。

トラブルの内容は、ファーストリテイリングの終値が付かなかったため、TOPIX、日経平均株価の算出が遅れたというもの。
影響は以下の通り
  • TOPIX:30分弱の遅れ
  • 日経平均株価:40分強の遅れ
現段階での原因等は以下の通り。障害を起こしたシステムは既に10年間稼働している富士通製とのこと。
ファーストリテイリング<9983.T>株式について、引け値で売買を成立させる「条件付注文」を処理する段階でシステムに障害が発生した。 30日午後2時59分59秒までの立会い時間中は通常通り取引され、障害が起きたのは、その後の条件付売買をするための板寄せの処理の段階だった。 
障害を起こしたシステムは富士通<6702.T>製で「10年稼動しているシステムで最近作ったものではない」(東証)

原因:(朝日新聞記事より)

  • 売買注文を処理するプログラムの設定ミス
  • 15時の取引終了時、証券会社からのファーストリテイリング株の売買注文を処理している最中に、注文の訂正が入ったが正しい注文量を数え直すプログラムが正常に機能しなかった


参考記事:
  • News Week Japan 「日経平均などの大引け算出遅延、ファーストリテの終値確定遅れで」(記事へのリンク
  • News Week Japan 「東証、システム障害の原因調査中=週明けは通常通り取引へ」(記事へのリンク

ヴァージン銀行

この記事に関して、同じ英国のヴァージン・グループ会長ブランソン氏が、RBSなどの資産内容に興味があると語った模様。
RBSなどを買収しヴァージン銀行を設立させるつもりのようだ。

MSN産経の記事より
英ヴァージン・グループのブランソン会長は2日、政府が昨年国有化した大手金融グループのロイヤル・バンク・オブ・ス コットランド(RBS)など3銀行に売却させる予定の一部事業について「購入したい資産があるかどうか関心がある」と語った。イタリア北部ミラノでの記者 会見で述べた。
会長はまた「われわれはヴァージン銀行の設立を計画している」と強調。ヴァージンは昨年2月、中堅銀行ノーザン・ロックが経営危機に陥った際、買収に名乗りを上げたことがある。
政府は金融市場の競争促進のため、3銀行の売却事業を基に2015年までに三つの新銀行を創設する方針。売却先は銀行業に新規参入する企業に限る見通しだ。(共同)

ニュースサイト

最近、ニュースはGoogle NewsとBlogの巡回で知るようになっていたが、巡るサイトもマンネリ化してきたせいか、あまり面白くない。というよりも、何だか、偏った情報しか得られていないような感触がする。
週一度、経済誌を買ってみたり、News Week日本版を買ってみたりして、補っているつもりなのだが。
日刊の新聞は、読まない部分が多いので、勿体ない気がして契約をしていない。
ということで、ちょっと情報源を見直してみようと思い立った。
(この内容は、サイトにまとめました)

2009年11月2日

今日は寒くて天気が良い、私の好きな天候だ。
今日は昼ご飯を外で食べてみよう。

追記:
因みに今日の気温は 最高で13度だったそうだ。

2009年11月2日月曜日

押尾さん執行猶予5年

2009年11月2日、懲役1年6月、執行猶予5年の判決。
罪状:押尾被告がMDMAを1回使用。
女性の様態急変を放置し死亡させた、のではないかと推測されている点は罪状に含まれていない。

参考情報:
  • MSN産経「【押尾学 判決】「相当長期間にわたって見守る必要ある」と猶予5年 判決要旨」(リンク

2009年10月30日金曜日

EUの独禁当局、ノーザン・ロックの二分割案を承認

これも各国の銀行救済策の一つ。
今回は、英国政府が提示した英銀ノーザン・ロックをグッド・バンク(Good Bank)とバッド・バンク(Bad Bank)に分割して救済するという案を欧州連合(EU)の独禁当局(※)が承認したというもの。ノーザンロックは、2008年初めにに破綻し国有化され ていた。
欧州連合の独禁当局とは、欧州委員会の競争政策担当を務める委員達を指す模様。
News Week Japan誌の記事:
欧州委員会の競争政策担当であるニーリー・クルス委員は声明で「ノーザン・ロックが破たんした場合、英住宅ローン市場およ び英経済の全体的な金融安定に甚 大な悪影響を及ぼしていただろう」と説明。「同行を2分割し、市場でのプレゼンスを縮小することを含めた重要な構造改革は、同行の長期的な存続を可能にす るとともに、競争のゆがみを抑制する」と述べた。
この声明から銀行分割案は以下の目的を持つ事が分かる。
  1. 負債を切り出して銀行経営を安定化
  2. 分割により銀行の規模を縮小する(→ペナルティ?、影響の削減?)
欧州委員会は今後更に以下をはじめとする金融機関について対処方針を決定する。
  • ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
  • ロイズ・バンキング・グループ
  • フランス・ベルギー系のデクシア
  • ベルギーのKBCグループ

2009年10月22日木曜日

南田洋子さん死去

最近10年くらいだろうか、お見かけしなかったのだが、認知症に罹患されていたとは。凛とした気の強い女性という印象の女優さんだった。
夫の長門裕之さんの「人生の半分を持っていかれた」という言葉が胸に残る。

女優。本名、加藤洋子。
死因はくも膜下出血。享年76歳。葬儀・告別式は2009年10月30日、東京都港区芝公園の増上寺。

MSN産経記事より

長門さんが南田さんの認知症の症状に気付いたのは6年ほど前。15年撮影の映画「理由」(大林宣彦監督、16年公開)に出演していた南田さんは台本のセリフが覚えられなった。認知症の症状だ。症状は治らず、南田さんは18年に引退を決意。長門さんの介護が始まった。